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PNC TJ1150 97-005, 38 Pages, 1997/03
耐アルカリ性メタン生成細菌の調査の結果、いくつかの細菌において、pH9以上で生育することが分かった。脱窒細菌については、pH9.5以上では活性がないことを確認した。メタン生成菌及び脱窒細菌によるガス発生量の測定のため、栄養素を変えた条件で集積培養を開始し、いくつかの条件でガスが発生していることを確認した。微生物のベントナイト中の移行挙動の評価を行った。この結果、圧密密度1.2g/cm3、ケイ砂を50wt.%混合したベントナイトについては、透過する可能性があることが分かった。ベントナイト100wt.%、圧密密度1.8g/cm3では、透過が観察されなかった。硫酸塩還元細菌とPu、Npの共存条件における硫酸塩還元細菌に対するPu、Npの分配係数(Kd)は、滅菌した場合よりしない場合の方が高い値を示した。また、この傾向は、ベントナイト共存下においても同様であった。
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PNC TJ1150 97-004, 92 Pages, 1997/03
耐アルカリ性メタン生成細菌の調査の結果、いくつかの細菌において、pH9以上で生育することが分かった。脱窒細菌については、pH9.5以上では活性がないことを確認した。メタン生成菌及び脱窒細菌によるガス発生量の測定のため、栄養素を変えた条件で集積培養を開始し、いくつかの条件でガスが発生していることを確認した。微生物のベントナイト中の移行挙動の評価を行った。この結果、圧密密度1.2g/cm3、ケイ砂を50wt.%混合したベントナイトについては、透過する可能性があることが分かった。ベントナイト100wt.%、圧密密度1.8g/cm3では、透過が観察されなかった。硫酸塩還元細菌とPu、Npの共存条件における硫酸塩還元細菌に対するPu、Npの分配係数(Kd)は、滅菌した場合よりしない場合の方が高い値を示した。また、この傾向は、ベントナイト共存下においても同様であった。
渡辺 宏; 飯塚 広*; 武久 正昭
食品照射, 15(1), p.6 - 10, 1980/00
殺菌線量低減化技術を開発するため、種々の条件下での殺菌効果を検討した結果、NOがPs.radiora0-1の感受性を著しく増大させることを見出し、すでに報告した。今回は増感作用の性質を明らかにするため増感に影響を及ぼす種々の原因について検討した。線量率については、10cells/mlの希薄懸濁液中では1~12krad/minの範囲で影響はみられないが、10cells/mlでは5krad/min以下で線量率効果が認められ、線量率が低くなるにつれて増感は抑えられた。0Cでの照射に比べて20Cで照射した場合には、さらに高い線量率でも増減が抑制された。細胞内カタラーゼとの相関をしらべた結果、この線量率効果はHO生成速度とカタラーゼによるHO分解速度との関係で説明されると考えられる。線量率以外に照射温度も増減に影響するが、生育時期や照射後の培養条件等は影響を与えなかった。前報と本実験からNOの増感作用は細胞濃度、線量率、照射温度によって変化し、それらはカタラーゼに起因すると考えられる。